現研のサポート力で写真を続けられました。
《 栗原恭子さん(2007年度入学<日曜撮影専科在籍>)》

よくよく見てみるとそこに主人の知り合いのお名前があって、ここで講師をやられていることを知りました。
それがきっかけで授業見学をさせてもらい、現研で写真を学ぶことにしました。 ―それまでどのように写真と接していましたか? 写真自体は、フィルムのコンパクトカメラなどで撮影していただけでしたので、写真に関する知識はあまり持っていませんでした。

辞めたいと何度も思いましたから(笑)
でも講師やクラスメイトに恵まれて、今もこうして辞めずに写真を続けています。
講師の方からの「続けていたら必ずあなたの写真を見つけることができるはずです。」というアドバイスは、私にとって励みになりました。
ですのでいろいろと苦労しながらも学内コンテストで最初に佳作に入った時は、本当に嬉しかったですね。 ー現在の作品はデジタルですが、デジタルでの作品作りはいつからスタートしたんですか? 2010年に本科で学び始めてからデジタルでも作品を作っています。
その時に開講していたRAW現像専科やデジタル基礎科などもあわせて受講したことで、デジタルプリントについても詳しく学ぶことができました。

とにかく多くの写真を撮り、プリントし、写真を組む(*)ことや、人の写真をみたり、合評(*)する機会に恵まれたことで、自分の写真を見つけることができるようになってきたと思います。
だんだんと、撮る目だけでなくみる目も持つことができるようになってきた気がします。 ―では、今後入学などを考えていらしゃる方にメッセージをお願いします。 講師はもちろん生徒や事務局などまわりの方のサポートが厚いことが、現研の特徴ではないでしょうか。
私が何度も写真を辞めたいと思いながらも、自分のペースをキープし続けられた理由は、まさにこのサポート力にあると思っています。 *写真を組む:組写真とも呼ばれる。写真を組み合わせることで、作品表現を行なう方法。
*合評:講師や生徒同士で作品を批評すること。
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栗原さんが現研で養ってきた、独自の写真世界に是非ふれてみてください。
【栗原恭子作品展『ベランダから降りてみようかしら』】
2016年5月14日(土)〜5月23日(月) 10:30 ~ 19:00(最終日は15:00まで) 休館日:無休 入場無料コニカミノルタプラザ
詳細はこちら(コニカミノルタプラザHP)→